毎年恒例、夏のイベント「セミの抜け殻探し大会」を開催した。
参加者はもちろん、つん1人だ!(誇らしげに)
年々、セミの抜け殻が減ってる気がする。
いや、探す場所が悪いのかも。
というわけで、第2回目も開催します。
これまた毎年のように、樹脂で固めて金メッキのスプレーで色塗ってバイクのエンブレムにするのだ。
毎年そう言いながら、未だにお部屋のインテリアにしかなってないけど。
うへ!
セミの抜け殻のある日の会話。
セミの抜け殻A(以下A):「ねぇねぇ、ここどこだろうね?」
セミの抜け殻B(以下B):「わかんない。とりあえず、荷物多いよね」
セミの抜け殻C(以下C):「わ!なんか、カメラ向けられたよ」
つん:「はい、チーズ」
A・B・C:なぜか、シャッターチャンスに合わせて動きを止める
A:「いやん!無意識にカメラ意識しちゃったじゃない!」
B:「あら!あなたって意外とミーハーなのね!」
A:「えー、誰だってカメラ向けられたら意識しちゃうわよ!」
C:「そうよ!だって、下手したら魂抜けちゃうかもしれないものね!」
B:「魂が抜けるって…(バカにしたように笑う)」
C:「ちょっと!あなた感じ悪いわよ!」
B:「ふんっ。そんなことくらいでビビってる方がおかしいわよ」
C:「ちょっと!なによ!その言い方!ねぇ、あなたはどう思うのよ!?」
A:「あたし?あたし…恐くなんてないわ。あたしの魂はもうセミになって夏の空へと飛んでいったわ…(空を見上げながら)」
外ではセミがせわしく鳴いている。
B・C:入道雲の浮かぶ夏の空を見上げる。
C:「ホントね。あたし、なんて小さなことでビビってたのかしら。なんだか恥ずかしいわ。」
B:「あたしこそ…ごめんなさいね、言い過ぎちゃったわ」
C:「うぅん、いいの。こうやって、気付けただけでも…」
はい、でもウルウル感動話もここまでー。
結局は樹脂で固められちゃうわけですねー。
ガビビビビーーーン

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