今日は歩いて銀行へ行ってきました。
前方からおばあちゃんが歩いてきました。
狭い歩道のため、離合が厳しくてでもおばあちゃんを車道に出すわけにはいかないのでつんが車道に出て避けました。
すると、おばあちゃんは笑顔で「ありがとう」と言いました。
つんもその笑顔につられて「いえいえ」と笑顔で返しました。
おばあちゃんは小雨の降る中、大きな傘をさしてカートを引いていました。
ベリーショートで赤いかわいい眼鏡をかけていました。
笑顔がとても印象的なおばあちゃんでした。
しばらく歩くとバスカードや保険証のようなものがたくさん入ったケースが落ちているのを見つけました。
その時なんとなくおばあちゃんの顔が浮かんでケースを拾いました。
そしたら、おばあちゃんの顔写真がついたカードが入っていました。
つんは慌てておばあちゃんを追いかけました。
「おばあちゃーーーん!」
おばあちゃんは後ろを振り返りました。
「おばあちゃん、これ落としてましたよ!」
「あらら!落ちちゃったのね!ありがとう!本当にありがとうね!」
と何度もお礼を言われました。
またあのおばあちゃんの笑顔を見られたのがすごく嬉しくてウキウキしながら銀行までの道をまた歩き出しました。
銀行での用事を済ませてモスバーガーでお友達にお手紙を書いていました。
つんの前の席に座ったおじちゃんはA4のまっさらなコピー用紙になにやら「X」や「Y」が入った数式を書いていました。
ふとおじちゃんの足元を見ると頭を抱えながら一生懸命に書いていた数式のコピー用紙が落ちていました。
おじちゃんがつんの方を見ました。
「これはチャンス!」とばかりにつんがおじちゃんの足元を何度も指差しました。
おじちゃんは「おぉ!」とジェスチャーしながらコピー用紙を拾いました。
つんがお店を出るとき、おじちゃんにお礼を言われました。
それもなんだか嬉しくてウキウキしながらお家に帰りました。
お家に着いて風がさらに強くなっていることが心配になりました。
台風の影響です。
愛車のどんぐりはシートで守られているとはいえまだまだ心配です。
風の当たりにくいところへ移動してあげました。
すると、足元に不思議な穴を見つけました。
大きさの比較として人差し指と比べてみました。
小人の穴でしょうか。
それともねずみの穴でしょうか。
最近は雨ばかりで先月の25日を最後にどんぐりに乗っていません。
移動する時にどんぐりに跨がって運転するフリをして少しだけ納得することにしました。
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