昨日の夜の出来事です。
リビングに入ると何かが動きました。
窓を開けていたので風で葉っぱがひらりと飛んだのだと思いました。
だけど、よーく見ると、明らかに自分の意思で動いてました。
そう。
カエルです。
とりあえず、捕まえて事情を聞くことにしました。
…が、彼は口数が少ないタイプみたいで詳しく事情を話してはくれませんでした。
一体どこから入ってきたのかもわからないまま手足にたくさんのホコリをつけてちょっと動きにくそうにもぞもぞしていました。
ちゃーんと掃除はしていたんだけど、どうしてだかホコリまみれなのがあまりにも気の毒だしシャワーを浴びせようとお風呂へ行きました。
それまではつんの手の中で必死に逃げ出そうとしてたカエルだったけど、シャワーを頭からかけた瞬間、背筋がピーンとして威風堂々たるお姿で、ちょっとかっこよくも見えました。
手を開いた状態でもその場から逃げることもせずまるで砂漠でオアシスを見つけたかのように目をキラキラと輝かせていました。
体中のホコリを洗い流して、しばらく水をかけてあげるとホッとしたのか大人しくなって「THE カエル」というポーズでのどを動かしてました。
本当は逃がしてあげたいんだけど、次の日も晴れるし干からびてしまうかも…とか考えちゃって迷ったけど、やっぱり家族の人たちも心配してるかもしれないし…と思って近所の畑の脇に生えている草むらまで運びました。
無事にお家に着きますようにと願うばかりです。
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