昨日予告した「つんちゃん、新しいドライヤーを買いに行く」の巻をお送りいたします。
壊れたドライヤーhttp://ohisama-detekoi.petit.cc/banana/20110913115001.htmlのその後のお話です。
つんは普段ドライヤーを使わないんだけど(自然乾燥派だから)持ってないと何かと不安なので(ほら、制作とかにたまに使うのよ)一応買いに行くことにしました。
ちょうど、パナソニックのギフト券みたいなのを持ってたのでそれで買っちゃおう!…ということでそのギフト券が使えるお店を検索。
ヤマダ電機とかの大きな電気屋さんでは使えないのでいわゆる「パナソニックのお店」っちゅー所を探して行きました。
幸い、まぁまぁ近所にあったのでいざ、出陣。
そこはおばあちゃん(と言ってもおばあちゃんらしくないけど)とおばちゃんがやってるお店。
ドライヤーを探してることを伝えると2種類のドライヤーを持って来てくれました。
1つは2,800円のシンプルなドライヤー。
もう1つは19,000円の超高級ドライヤー。
つんは2種類を持って来られても間違いなく2,800円の方で良かったのね。
んで、「じゃ、これで…」と言うとおばあちゃんはタバコを吸いながら(接客業をナメてるね、うん)「こっち(高い方)はここから5,000円引きにしてあげる」と交渉してきました。
5,000円引いても14,000円なので「いえ、こっちで」と安い方を買おうとするつんにタバコでやられたであろうガラガラの声で更にセールスしてきます。
「これはここからマイナスイオンが出て来て髪がサラサラになるんよ。お客さんでこれを買った人が本当にサラサラになるって言ってた」と引きません。
苦笑いしながらその場を離れ、他にも買物をしないといけなかったのでお店を見ているとおばあちゃんのこんな声が聞こえてきました。
「ここからマイナスイオンが出るから、なんとかして見えんかね」
商品棚の隙間からこっそり覗くと、おばあちゃんが雑誌を背後にあててみたり、ドライヤーを上向けてかけてみたり、なんとかしてその「マイナスイオン」を見せようと頑張っていました。
だけどもう1人の従業員のおばちゃんが「マイナスイオンって目に見えませんから…」と説得しておばあちゃんも「チッ」という感じでしぶしぶ納得していました。
危うく、超高級ドライヤーを買わされそうになったのを「救世主おばちゃん」によって救われましたとさ。
めでたしめでたし。
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