昨日の夜、寝る前にお外が寒いのか知りたくなって窓を開けました。
雨が降ったせいか秋というより、もう冬という感じの澄んだ空気でした。
ヒンヤリとした空気を吸いながらなんとなく違和感を感じて辺りを見渡すと、その「違和感」が何なのかわかりました。
「…明るい」
もうすっかり夜だというのに、明るいのです。
まるで月明かりの夜のようにつんの目に映る景色が白んでいるのです。
いつもの夜は「黒」というイメージだけど、昨日の夜は「青白い」という印象でした。
きっと月が綺麗なんだろうなー…と月を探したけど厚い雲に覆われてどこにも見当たりませんでした。
久しぶりにあんな不思議な光景を目にしました。
なんだか得をした気分です。うしし。
一夜明けて、今日の午前中。
気分転換にお散歩へ出かけました。
「今まで行ったことのない方向に行ってみよー！」をテーマにズンズンと歩いて行きました。
知らないおばちゃんと出会って世間話をしたり、道端にある野菜の無人販売の里芋を見て「あの袋の里芋がアタリだね」と予想したりしました。
住宅街を歩いてるとあるお家の駐車場でハザードランプが点滅している車がありました。
一時的に駐車してるというよりも間違いなく車庫入れし終わったという感じの車ね。
その前を通り過ぎながら「点いてるなー…言った方がいいのかなー…でも、知らない人の車だし、見なかったことにしようかなー…」とか考えながら何百mか進んで「あれでバッテリーが上がって、緊急で運転しないといけない時に運転できなくて助かる命とか助からなかったらいけないから（やたら、妄想がリアルでマイナス思考）やっぱ、伝えよう！」と思ってまた来た道を何百mか戻りました。
んで、意を決してチャイムを鳴らします。
「ピンポーーーーーン」
案1：「突然すみません…」
案2：「怪しい者ではありません」
案3：「○○と申します」
案4：「宅急便でーす！」
最初に口にする言葉を考えながら待ってたけど、一向に反応がありません。
これで引き下がったら、ここまで戻ってきた意味がありません。
大きく深呼吸をして、ドキドキしながらもう一度、チャイムを押します。
「ピンポーーーーーン」
…はい。
結局、何の反応もありませんでした。
伝えられなかったのが悔しいけどつんはやることをやったので、渋々納得してその場を離れました。
どうにかこうにか、あの車のバッテリーが切れる前に持ち主が気付いてくれますように。
ニュースで言ってたけど、今日の東京は札幌よりも寒いらしいよ。
熊本もきっと寒いんだろうと厚着してお散歩に出かけたら汗びっしょりで帰って来たでやんの。
余計に風邪ひきそ…