★日記帳
 
熊本地震の本震から3年が経ちました。
3年前のこの時間は、揺れ続ける余震に酔いつつ、もうただただ次の揺れに身構えることしかできなかったなぁ…と思い出します。
熊本地震から1年目、2年目、3年目と時間が経過する度に、自分の中の記憶も曖昧になっていってるし、それはある意味、生物としては当然のことで、でも、やっぱり心の何処かにきちんと刻んでおくことが今後のためにも必要だし、何かしら繋がると思うのです。
桜の花を見る度に、「あぁ、今年もこの季節がやってきたんだな」と思うし、被災当時は桜を見ることも叶わないまま春が終わってしまったことを取り戻すかのように、毎年の桜を目に焼き付けるのです。
つんにとって桜の季節は「出会い」と「別れ」とそして、「熊本地震」を思い出す季節になりました。
それは、決してネガティブな感情ではなく、そこに起こった現実をただ淡々と受け入れるだけです。
きっとそれでいいんだと思います。
日本に住んでいる以上、地震は避けられません。
だからこそ、「その瞬間」に備えることは自分や愛する人たちの命を守るために大切なことです。
どうかどうか、穏やかな毎日が訪れますように。
タイトルとURLをコピーしました