作品と向き合うということ

★日記帳

昨日、今日と2日続けて、アーティストとして第一線で活動をしている友人たちが、YouTubeで作品についてのライブをしていました。
普段から、作品について話したり、しょーもない話をしたりする友人たちが公の場で、彼らの作品や制作することの根底の部分を話していて、それを見た時に、私自身の置かれている立場やアーティストとして作品を創ることの意味みたいなものを改めて考えるきっかけになりました。
全く違うジャンルのアートを表現しているアーティストたちが、それぞれの想いの元で作品と向き合っていて、それは私も同じなんだけど、私は目の前のタスクをこなすことに意識や体力が消費されていて、作品に向き合う姿勢が足りないと感じました。
それぞれ立場が違うし、どれが正解とかではないけど、日々の生活の中で「もっと作品と向き合いたい」と思っているということは、どんな環境に置かれていても「もっと作品と向き合う工夫」はしないといけないということだと思います。
それは、自分自身の心の声にどれだけ誠実に向き合えるのかも意味すると思うし、自分自身の心の声にどれだけ向き合ってきたのかで、作品自体も変わるのだと思います。
全く関連性のない別々のアーティストだけど、昨日今日と2組のライブを見て、自分自身を形作っていた鎧みたいなものがガタガタと音もなく崩れ落ちていくような、真っ暗な無重力の空間に何にも縛られず、ポーンと放り投げられたような感覚になりました。
見終わった後の虚無感がすごかったです。
涙もポロポロ出てくるし、しばらくは放心状態から動くことが出来ませんでした。

「あぁ、やっぱり、今なんだ。今、変わる時なんだ」

そんなことを考えています。

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